書籍のご案内

キリスト教美術探訪

著者 吉松純
価格 本体1800円+税
発行 2025年2月

内容紹介

これまでにないキリスト教美術鑑賞ガイドブック登場!芸術家たちが作品に込めた思いや信仰、彼らが代弁するように描いた当時の教会の教義や聖書理解、そして、その秘められた意味…あなたも欧米の美術館めぐりをしてみませんか?

目次

序章 キリスト教美術探訪/第1章 キリスト教美術二つの源流 ユダヤ教とギリシア・ローマ文化

第2章 表現の自由か戒律遵守か 古代教会の発展と信仰表現における葛藤

第3章 中世のキリスト教美術 キリスト教美術の夜明け

第4章 初期ルネサンス 西欧絵画の変貌 神中心から人間中心へ

第5章 盛期ルネサンス前夜 美術作品を読み解く学問として

第6章 盛期ルネサンス1 巨匠たちの絵画が示唆していることとは

第7章 盛期ルネサンス2 ラファエロとヴェネチア派の画家たち

第8章 北方ルネサンスの時代

第9章 マニエリスムの時代

第10章 バロックの時代

第11章 ゴッホをアニミズム的に解釈する日本

第12章 描かれた作品の謎解きをしながら作品との対話を楽しむ

著者

吉松純(ヨシマツ・ジュン)
1979年に渡米、ニューヨーク州立ファッション工科大学、プラット工科大学、ドリュー大学神学大学院、イェール大学神学大学院、コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ(教育大学院)卒。教育学博士。専門はアメリカ・キリスト教史、美学・美術教育。1995年に合同メソジスト教会牧師となり、ニュージャージー州で3つのアメリカ人教会に勤める。メトロポリタン美術館ツアー、フィラデルフィア美術館ツアーなどを企画。2018年より金城学院大学宗教主事、教育宣教師、教授。