かんよう出版ブログ

寛容の精神

2012.04.11

 かんよう出版の「かんよう」には、当ホームページに記載のとおり、五つの意味があります。ひらがなで表現することによって五つもの意味が出てきたのです(日本語の最も面白いところです)が、一つとるとすれば、それは「寛容」です。「寛容」は、古今東西、実に多くの人や組織が取り沙汰してきた概念です。

 

 そんな中で、当社の「寛容」は、E.M.フォースターという英国人作家の「寛容の精神」という評論からとっています。といっても、「寛容」という言葉自体は特殊な用語ではなくて一般語ですから、もはや出典がどこから、などということもないのですが・・・。

 

 E.M.フォースターの生涯のテーマは「愛」です。しかし、フォースターは、「愛」は私生活では最大の力となるが、公の生活では役立たないと言っています。そのときに、大切なのが「寛容」の精神だというのです。一言でいうと、愛そうとするな、寛容の精神で我慢しろ、というわけです。もちろん、単純な論理展開でそう言っているわけではなく、そこには、彼なりの愛と寛容への底深い理解があるのです。

 

 いまの時代、最も求められる心の在り方は「寛容」の精神です。ただ、人間にとって最終的に最も大切なのはやはり「愛」です。ですから、一番大切な愛を実現できない愚かな今の人間にとって二義的に大切なのが「寛容」であり、「寛容」はあくまで「愛」が実現するまでの暫定的なものだという意味なのです。さて、その「愛」が実現する世界、社会はいつ来るのでしょうか・・・。

category: 寛容について

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月刊読書情報誌のこと

2012.04.10

 

 大手出版社は、格安の購読料で読書情報月刊誌というものを発刊しています。これがほんとうに格安でいろいろな書籍情報が満載されているのです。有名なものでは、岩波書店の「図書」、新潮社の「波」、集英社の「青春と読書」といったところでしょうか。

 

 もちろん、これらの雑誌は、自社の新刊ないし近刊の宣伝用で、内容も基本的にはそれに尽きます。でも、たとえ宣伝であってもそういう本が出版されている、もしくはこれから出版されるわけですから、その本が良い本であるなら、その情報はたいへん貴重です。著者の執筆への想いや、その本の周辺情報を楽しく読むことができるからです。

 

 どれも、なんと一冊100円以下ですし、大手書店に行けば「ご自由におとりください」のコーナーに並んでいる場合もあります。読者だけではなく、出版に携わる者にとっても、これらは貴重な情報源。当社もこれくらいのものを出せるようになりたいところですが、当分どころかずっとその見込みはありません。これらの中から面白いためになる情報をビックアップしてこのブログでご紹介するのが精一杯。

 

 というわけで、このブログでは、自社ものに限らず、たくさんの良い本の紹介をしていく予定です。

category: 本の情報

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街の本屋さんいろいろ

2012.04.07

 

 なにげない本屋さんでも、写真におさめると、それはそれで見応えがあります。これは、パリのとある街角にある本屋さん。明るい室内に、フローリングの床に白い棚。ゆっくり本を選ぶのには最適のスペースです。

 

 ちなみに、ホームページのトップページを飾っている写真は、ローマのこれもとある街角にある本屋さんです。真ん中にある三角形のスペースは、底が抜けていて階下が見えるようになっています。こちらは白い壁や柱を基調に、広々としたハイセンスの書店です。バリにもローマにも、いかした本屋さんがたくさんあるようですね。

 

 これからは、このブログとブログ  in ソウルとから、日本と韓国の本屋さんの様子を、お知らせしようと思います。時々、こうして、その他の国の書店もご紹介できればと考えています。

 

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ホームページを開設しました。

2012.04.06

本日、ホームページを開設しました。

どうぞ、よろしくお願い致します。

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